柴犬の特徴見た目から性格まで|その人気と魅力とは!?
「しばいぬ」と「しばけん」、
あなたはどちらの
「柴犬」で読んでいますか?
正解は、「しばいぬ」です。
犬種登録のときに
「しばいぬ」で登録したこともあって、
世界共通でそう呼ばれています。
そんな柴犬(しばいぬ)は、
私たちの生活に一番と言っていいくらい
馴染み(なじ)のあるワンちゃんです。
昔も今も、変わらない
そのかわいさの魅力に
多くの人が虜になっています。
個人的には柴犬の
「くるりと巻いたしっぽ」が
たまりませんね。
言葉に出来ないんですけど、
とにかく最高です^^
そんな、みんな大好き
柴犬の特徴について、
ここではまとめて一気に紹介します。
柴犬の人気と
魅力を知ってもらえたら、うれしいです^^
目次
柴犬の特徴は名前の由来と歴史にある!
昔から日本に馴染みのある柴犬ですが…
その起源をたどると
意外にも、東南アジアにいた
「パリア犬」なのだそう。
大昔に日本に渡ってきた先住民が
「パリア犬」を連れていたことが
柴犬の歴史の始まりです。
病気などが重なり、一度は数が減って
危ない状態までになってしまいました。
しかし、柴犬を残そうと頑張る
「保存会」によって、
今のような状態にまで回復しました。
ついでに言うと、
日本には「柴犬」を筆頭に、「紀州犬」
「四国犬」「秋田犬」「甲斐犬」「北海道犬」
の6種の固有犬種がいるのですが…
この中で歴史が一番深いのが
「柴犬」なのだそうです。
「柴犬」の名前の由来は、
- 枯れた柴の色に似ているから
- 柴の中を走って狩りをするから
- 小さいを意味する方言「シバ」から
など、いろいろな説があり、
正直なところ
どれがホントなのか分かりません。
個人的には、
「柴の色に似ている」という説が
一番近いんじゃないかなと思ってますが。
だって、「柴犬」は
毛色が茶色系の子が多いですから。
なんだか柴犬は、
歴史にしても、名前にしても
メッチャ特徴的ですね(笑)
柴犬の特徴(見た目) 毛色の種類はどのくらい?
ここからは、
柴犬の見た目の特徴を紹介していきます。
まずは「毛色」から。
柴犬の毛色は、
他のワンちゃんに比べて
少ないという特徴があります。
その数、なんと”4種類”!
多いか少ないかでいうと、
メチャメチャ少ない。
普通のワンちゃん、
例えば「チワワ」なら、
微妙な色の違いも合わせると、
その数は数えきれませんから。
そんな中で柴犬の「4種類」を聞くと、
めっちゃ少なく感じませんか?
貴重な4種類の毛色を紹介すると、
- 1番見る機会が多い「赤茶色」
- 赤茶色に比べて数が少ない「白色」
- 赤茶色に比べて数が少ない「黒色」
- 赤茶/白/黒が混じってめっちゃ珍しい「胡麻(ごま)色」
この4つになります。
おそらく、私たちが
普段目にすることが多い「柴犬」は
赤茶色です。
柴犬全体の8割くらいを
占めていると言われていますから、
その数は圧倒的ですね。
一方の「白」「黒」「胡麻」は
数が少なく貴重な柴犬の毛色です。
もともとの柴犬自体が
「赤茶色系」だったこともあり、
その特徴を残していくために
白や黒などの毛色は
基本的には繁殖に勧められていません。
そのため、数も少なくなるのです。
関連記事 ⇒ 柴犬の「毛色」って何種類?色によって性格は変わるの!?
しかし、最近では
数は少ないものの、
人気がでてき始めています。
もしかすると、
ソフトバンクのCMでおなじみ
「カイ君」の影響なのかもしれませんね^^
ちなみに「カイ君」は
北海道犬だそうです。
柴犬の特徴 見た目では分からない大きさを紹介!
ここでは、
柴犬の大きさの特徴について
まとめていきます。
紹介するのは、
- 平均体重
- 体高
- 体長
この3つです。
柴犬の平均体重
柴犬の平均体重は、
- オスの場合:8~10㎏
- メスの場合:7~8㎏
だと言われています。
犬種の分類では一応、
小型犬ですが、体重は割と大きめ。
それにしても、
個人的にはちょっと意外でしたね。
私が触れ合ったこのある柴犬は、
もう少し見た目も体重も
大きかったような気がしたのですが…
体重も20㎏くらい
あるのかと思っていましたから。
関連記事 ⇒ 柴犬の体重|子犬から成犬までの体重推移は?大きさや中身は?
柴犬の体高
柴犬の体高は、
- オスの場合:38~40㎝
- メスの場合:35~38㎝
このくらいだと言われてます。
うちには愛犬サム、
犬種はジャックラッセルテリアがいます。
柴犬と同じく
「小型犬」の分類に入っていますが、
体高は30㎝くらいとやや低め。
愛犬の体高に
プラス10㎝したのが柴犬なので、
だいぶ大きく見えると思うし、
見た目も変わってくると思いますよ。
ちなみに、この子が愛犬サムです^^↓
プラス10㎝と考えると、
柴犬が同じ小型犬でも
結構大きい方だと
いうことが分かりますね。
柴犬の体長
柴犬の体長には、
どのくらいと言うのはありません。
目安として考えるなら、
特徴の一つ、
体高(35~40㎝)よりも
やや長めの大きさだと思ってください。
何とも言えない体のバランスで、
スラッとしてカッコいいワンちゃんです^^
柴犬の特徴(見た目) で驚愕したベスト3
ここでは、個人的に
柴犬の見た目で「特徴的だ!」と思った、
- 抜け毛
- 寒さ
- 運動量
ことについて紹介していきます。
3つの特徴を知って、
見た目はかわいい柴犬の
底知れぬパワーを感じました。
それに見ただけでは分からない、
柴犬の凄い強靭な肉体も。
柴犬の抜け毛は半端ない!?
まず最初は
「抜け毛の量が特徴的」だという話から。
柴犬の毛は、
寒さを防ぐ「アンダーコート」
皮膚をガードする「オーバーコート」
この2種類の
毛(ダブルコート)が出来ています。
そのため、季節の変化・気温の変化によって、
寒さを防ぐ働きをしている
「アンダーコート」の
生え変わりが頻繁に起こるのです。
春から夏は気温が高くなるため、
秋から冬は気温が低くなるため、
抜け毛も多くなります。
量的には、手のひら
一杯分くらいの毛は
普通に抜けると思います。
うちの愛犬サムも、
抜け毛が多いと言われる犬種なので、
抜け毛に関しては
よく分かっているつもり。
掃除をしてもすぐに毛が落ち、
掃除機のゴミを捨てるときは
いつも愛犬の毛でいっぱいですから(笑)
見た目からでは
想像できないと思いますが、
柴犬の抜け毛も、そのくらいを目安に
考えればいいかと思います。
関連記事 ⇒ 柴犬の抜け毛がひどい時の対策!すぐ出来るおすすめのお手入れは?
柴犬は寒さに強い!?その特徴の理由とは
二つ目は
「寒さの強さに対して特徴的」
柴犬は元々、
日本の中でも
寒い地域で生活していました。
比較的寒さに強い犬種なのです。
そして、その寒さに強い秘密が、
さっき紹介した「アンダーコート」と
「オーバーコート」の
二重になった毛の作り。
これのおかげで、
寒さに強くなっています。
「雪の上で寝ても大丈夫」
とも言われているから、驚きですね!
だけど、現代の柴犬は
そうはいかないかと。
温かい家の中を知っていて、
寒い日になると
外にさえ
行きたがらなくなる子もいますから。
柴犬だからといって、
みんなが寒さに強いという
特徴を持っているとは限りません。
あくまでも一つの特徴なので、
柴犬でも「服」を着たり、
こたつで丸くなる子もいるって
ことを忘れないでください。
柴犬は運動量が多いの?
三つ目は
「運動量の特徴」について。
まず初めに、
ひとつ質問があります。
あなた自身のイメージとして、
柴犬は運動量が多いと思います、
それとも少ないと思いますか?
おそらく、
「多い」とイメージしたと思うんですよ。
その通りです。
柴犬は小型犬なのに、
中型犬なみの運動をする犬種なのです。
というのも、柴犬は
古くから日本で
「猟犬」として活躍してきました。
日本昔話でも、
おじいさんと一緒に
畑仕事や芝刈りをする姿を目にしますよね。
関係あるかどうかは分かりませんが、
とにかく柴犬は
古くから「猟犬」として活躍していました。
そのこともあり、
運動量が豊富なのです。
そのため、散歩の距離が
足りていないとストレスがたまり、
夜鳴きしたり噛みついたりが
起こるようになるかもしません。
散歩の目安としては
最低でも朝夕の2回、
30分くらいのコースは
歩くようにしてください。
ワンポイントアドバイスとして、
毎日同じコースではなく、
いくつかの散歩コースを
あらかじめ作っておきましょう。
一回ごとにローテーションをすると、
楽しみも倍増し、飽きることなく
散歩に行ってくれると思います。
小型犬だからと言って、
少ない散歩でいいわけではありません。
このことを覚えておきましょう。
柴犬の寿命は何やら特徴的らしい!?
中型犬並みに運動をする柴犬、
何か健康に良さそうですね^^
無理しない程度なら、
体にイイといわれてますから。
そんな柴犬なら、きっと寿命も長いはず。
というわけで、
柴犬の寿命を調べてみました。
調べたところによると、
柴犬の平均寿命は「15歳前後」なのだそう。
あくまでも平均だから、
もっと長生きする柴犬もいますよ。
犬全体の平均寿命が「14歳」なので、
それに比べると寿命は長めです。
ちなみに、日本で最高齢のワンちゃんが
柴犬のミックス犬「ぷーすけ」
寿命はなんと、26歳8カ月!
人間の寿命に直すと、
驚きの「120歳」超えです。
「ぷーすけ」は
柴犬のミックスであったこともあり、
もしかすると、柴犬自体に
長寿の可能性があるのかもしれません。
犬の中では寿命が長いほうなので、
長生きする可能性は十分にあると思います。
ケガや病気には気をつけましょう。
関連記事 ⇒ 知らなきゃ損!柴犬の寿命を短くする原因と伸ばすための秘訣
柴犬がなりやすい病気と対策は?
柴犬がなりやすい
病気をひとつ紹介します。
「皮膚病」
これには注意してください。
柴犬の見た目の特徴で
「抜け毛」の話をしたと思いますが、
なりやすい病気は
実は「抜け毛」と関係しています。
柴犬の毛は
アンダーコートとオーバーコートの
2種類から成る「ダブルコート」
季節の変わり目に
多くの毛が抜けます。
そのため、柴犬自身が体を振ったり、
なめたりして毛を落としたとしても、
抜けた毛をすべて取ることは
出来るわけではありません。
なので、
体に残った毛が通気性を悪くし、
カビやダニ、ノミが
過ごしやすい環境を作ってしまいます。
カビやダニなどが体につくと、
皮膚が荒れ、
最終的には「皮膚病」に。
病気になる流れは、
だいだいこんな感じです。
柴犬を病気に
させないようにするためには、
日頃からのお手入れが大切です。
お手入れの方法はいろいろありますが、
私的は「ブラッシング」をおすすめします。
関連記事 ⇒ 柴犬の抜け毛がひどい時の対策!すぐ出来るおすすめのお手入れは?
あなたの空き時間を使って、
数回でも、数分でもできるのが
ブラッシングの良い所。
「獣毛ブラシ」という道具を使って、
ブラッシングをしてあげると
病気の予防にもなっていいかと。
柴犬の特徴的な3つの性格
柴犬は昔から
猟犬として活躍していたこともあり、
特徴的な性格を持っています。
忠実
一つ目は、「忠実」ということ。
猟犬としても本能か、
飼い主さんに対しての熱意はものスゴい。
ひたすら真っすぐしてて、
「一生あなたについていきます」
という気持ちを持っているように思えます。
活発
二つ目は、「活発」ということ。
やはりこの性格も、猟犬時代の名残り。
獲物を追いかけるためには、
体力とスピードが必要ですから。
小型犬ながら、
中型犬並みの運動量であることも、
柴犬が活発である証拠です。
勇敢
三つ目は、「勇敢」ということ。
柴犬のイメージとして
「番犬」を思い浮かべる方も
多くないと思います。
勇敢な性格であるために、
そのようなことが出来るのであって、
普通はできません。
小型犬でも強くて、
凛々しい、まさに
理想的な姿が「柴犬」。
紹介したこの3つが
柴犬の特徴的な性格です。
関連記事 ⇒ 柴犬の性格は恐れ知らずってホント?柴犬が自信満々な理由とは…
まとめ
柴犬の特徴といい、性格と言い、
そのすべてが私たちを
虜にしているように思えます。
抜け毛と皮膚病には
気を付けないといけませんが、
その他の性格・寿命などについては
文句なしの100点満点!
今も昔も、変わらず
人気のある理由が分かります。
人間の生活に合わせて
柴犬が変化していくことで、
柴犬に魅力を感じるように
なったのかもしれませんね。
それに私ちも
柴犬の「忠実」という性格に
惹かれていると思うんです。
柴犬は日本向きのワンちゃん。
いろいろな特徴を持つ柴犬。
魅了があるからこそ人気
また人気だからこそ
魅力があるのだと感じました^^