柴犬の性格は恐れ知らずってホント?柴犬が自信満々な理由とは…
柴犬は、見た目のギャップと違い、
「恐れ知らずな性格」とも言われることがあります。
そんなこと言われても
忠実な柴犬のイメージがあるので
全然納得いきませんよね、おそらく。
ここでは、柴犬の「恐れ知らずな性格」について、
また、柴犬が自信満々な理由について
詳しく紹介していきます。
目次
柴犬の性格が恐れ知らずの理由とは…
柴犬の人気は今や、日本に限らず
世界中でその名が知られるようになっています。
世界共通として、柴犬は
「shibainu」として
呼ばれているほどの有名ぶりなのですよ。
その人気にも理由があって…
飼い主以外のひとには見向きもしない、
そんな柴犬の忠実な精神が
多くの人のハートをつかんでいます。
柴犬と言えば、昔から
私たちの生活にホントに身近な存在のワンちゃん。
今はあまりないかもしれませんが、
昔は番犬として
「柴犬」を飼っている方が多くいました。
もしかするとこれも、
- 柴犬が身近な存在であったこと
- 「恐れ知らず」の性格であったこと
この2つが関係しているのかもしれません。
それに柴犬は、寒い地域に住んでいたこともあり
寒さにもめっぽう強く、
番犬としては最適だったのだと思います。
「恐れ知らず」の性格が
ホントだと思った理由を、もう一つ追加しますね。
「番犬だったことが、恐れ知らずな性格の理由なのかも」
という風に紹介しましたが、
もう一つ心当たりがあって。
実は、大昔から柴犬は
人間の狩りの手伝いをする「猟犬」として活躍してきました。
猟犬と言うことは、小さな動物だったり、
場合によっては自分よりの大きな体をした動物にも会うわけです。
狩りの手伝いをする限りは、
どんな場合であろうと、
相手に立ち向かっていかなければいけません。
だとすれば、出会った相手を
「怖い」と思う暇はありませんよね。
どんな相手にも立ち向かわないといけないので、
「怖い」という気持ちがあったら
狩りの手伝いはできまりませんから。
このことが柴犬を
「恐れ知らずな性格」にさせたのだと思います。
それに、柴犬は
運動神経もいいため、動物を捕まえるのも上手です。
このことも柴犬の自信満々さの
表れなのではないでしょうか。
柴犬の性格は「恐れ知らず」とは限らない!
しかし、柴犬みんなが
恐れ知らずな性格をしているわけではないのです。
逆に、臆病な性格の柴犬もいます。
言ってみれば、犬それぞれ。
だけど、一般的に柴犬は
「恐れ知らず」と言われることが多いみたいですよ。
柴犬が臆病な性格になる
理由としてはいろいろありますが、
- 社会性が足りていない
- 元々の性格
特にこの2つがあります。
子犬は親や兄弟と過ごす時間の中で
社会性を身に付けるのですが、
ブリーダーさんによっては
小さいうちに親や兄弟から子犬を引き離してしまいます。
なぜなら、ワンちゃんは
小さければ小さいほど人気があるから。
生まれてすぐに、
社会性を身に付ける時間をなくしてしまうと、
他の犬との接し方が分からず、
柴犬は臆病な性格になってしまうのです。
家族に迎えい入れるときには、
柴犬が生後何ヶ月目なのかを十分に確認しましょう。
柴犬は恐れ知らず以外の性格は?
柴犬の性格には
「恐れ知らず」という他にも、
いくつか性格があるので紹介します。
誠実
柴犬の性格と言えば、
やはり誠実ということです。
昔話や有名な映画の中でも
柴犬はたびたび登場し、
飼い主さんの指示をよく聞いて、
忠実な姿を見せています。
世界からも柴犬の誠実さに
注目が集まっていて、
多くの方から愛される存在です。
鋭敏(えいびん)
元々、狩りの手伝いをする
「猟犬」だけあって、利口なわんちゃん。
狩りをするときには、
自分で考え行動することが多いため、
素早い判断が必要となってきます。
柴犬は利口なわんちゃんなので、
そういう面でも猟犬として
向いているように感じました。
※ 鋭敏とは、判断力がすばやいことや頭がイイことをいいます。
活発
柴犬は大きさで言うと、
ダックスフンドやチワワなどの
「小型犬」のグループに入っています。
しかし、運動量の多さで言うと
「中型犬」のグループとほぼ同じ。
運動量が少ないと
ストレスが溜まってしまうかもしれません。
そうならないためにも、
散歩は出来る限り長めに行ってくださいね。
恐れ知らずな性格以外にも、
このような性格を柴犬は持っています。
良い関係を作っていくためにも、
恐れ知らずな性格以外も
知っておいたほうが得しますよ^^
関連記事 ⇒ 知らなきゃ損!柴犬の寿命を短くする原因と伸ばすための秘訣
柴犬の性格(恐れ知らず)で注意するポイント
そんな、恐れ知らずな柴犬ですが…
良い関係を作っていくためには
いくつかのポイントに注意しなければいけません。
柴犬をリードしてあげる
まず一つ目のポイントは
「柴犬をリードしてあげる」ということ。
柴犬は恐れ知らずな性格をしているため、
飼い主であるあなたを守るためなら、
自分より大きなワンちゃんでも立ち向かっていくはず。
しかし、実際にそんなことをしてしまうと
柴犬自身がケガをしてしまうかもしれません。
そのため、柴犬から守ってもらう立場ではなく、
あなたが柴犬をリードする立場になりましょう!
そうすれば、柴犬も
他の犬に立ち向かっていく必要はありませんから。
他のワンちゃんとのケンカ
二つ目のポイントは
「他のワンちゃんとのケンカ」。
先程も紹介したように、
柴犬はとても勇敢で大きなワンちゃんでも
関係なしに立ち向かっていきます。
たとえ愛犬柴犬はケンカする気がなくても、
他の犬が吠えてくれば、ケンカになり兼ねません。
ケンカにならないためにも、
外にお出かけするときは、
遠くから愛犬柴犬に吠えてくる犬がいれば、
- その道を避けて通る
- 犬が通り過ぎるのを待つ
- おやつで気とそらす
などのようなことをしてみてください。
恐れ知らずな性格なので、
きっと吠えられたら吠え返しますから。
愛情をたくさん注ぐ
三つ目のポイントは
「愛情をたくさん注ぐ」ということ。
飼う主さん思いで、常に忠実な柴犬。
恐れ知らずな性格から、
ひとりでお留守番しても平気なワンちゃん。
しかし、あまりにも長い時間
一人でお留守番をさせてしまうと、
さすがの柴犬も寂しい気持ちになってしまいます。
もし、日中仕事で家を空けるなら、
せめて夜は愛犬と触れ合うようにしてくださいね。
逆に、夜中に家を空ける場合も同じです。
愛情をたくさん注げば、
愛犬もそれに応えてもっともっと
あなたに忠実になってくれずはずですから。
- 撫でてあげる
- 散歩に行く
- ご飯をあげる
毎日の何気ない行動が、
あなたと柴犬の距離を縮めてくれますよ。
関連記事 ⇒ 柴犬の体重|子犬から成犬までの体重推移は?大きさや中身は?
まとめ
それでは最後にまとめをします。
柴犬の「恐れ知らずな性格」が
ホントなのかというと…
ホントです!
私がそう思った理由として、
- 番犬だったこと
- 昔から猟犬として活躍していたこと
この2つがあったからです。
番犬でも、猟犬でも、普通のワンちゃんなら
そう簡単になれるものではありません。
その面からも、柴犬の
自信満々さを感じることができます。
性格が恐れ知らずなこともあるので、
柴犬と外に出る時には
他の犬との触れ合い方に十分注意してくださいね。