犬と猫

柴犬の「毛色」って何種類?色によって性格は変わるの!?

    

最近よく柴犬を見かけるようになりました。

 

あれっ?柴犬の毛色って、

何種類くらいあるんだっけ?

 

ふとした時に、

そう思うことありませんか。

 

町を歩いていても

「赤茶色」の柴犬を見る機会は多いんですが、

その他の色を目にすることって滅多にありませんよね。

 

極たま~に黒の柴犬をみかけるくらいで、

赤茶以外はほとんど見かけませんから。

 

だからなおさら、柴犬の毛色の種類が

どうなっているのか気になっています。

 

ここでは、柴犬の色の疑問が解決できるように、

何種類の柴犬がいるのかを紹介していきます。

 

また、あなたのもう一つの疑問

「柴犬の性格が毛色で変わるのか」

についても話していきたいと思います。

 

 

目次

柴犬の毛色にはどのくらいの種類があるの?

町で見かける柴犬のうち、

8割くらいは「赤茶」をしています。

 

でも実は、赤茶の他にも

3種類の毛色があるのです!

 

  • 胡麻(ごま)色

 

この3つがありますが、

赤茶の柴犬ほど頻繁には見ることができません。

 

どちらかと言うと

「見たらラッキー」、ぐらい。

 

それにしても、柴犬の毛色が

他の犬種に比べて

極端に少なくて驚きませんでしたか?

 

実は、柴犬の毛色は

他の犬種に比べると

めっちゃ少ない傾向にあります。

 

日本特有の犬種なので、

出来るだけ他の犬種と

混ざらないようにされてきたのが理由のひとつ。

 

毛色が4種類しかないのも、

そのためなのです。

 

関連記事 ⇒ 柴犬の抜け毛がひどい時の対策!すぐ出来るおすすめのお手入れは?

 

 

柴犬の胡麻色はさらに2種類に分けることができた!

紹介した3つの中で、

「胡麻色」って

あまり聞きなれない言葉がありませんでしたか?

 

どんな色なのかイメージつきましたか?

 

身近な胡麻として、普段食べている

白胡麻」「黒胡麻」がありますが、

このイメージとはまた違ってて…

 

柴犬の胡麻色は、

赤茶、白、黒、この3種類が

混じりあっているような感じです。

 

体全体に万遍なく3色が混ざっているのが

柴犬の場合は「胡麻」と呼ばれています。

 

イメージがしにくいときは、

「混じりあったまばらな柴犬」

そんな風に思っててください。

 

そんな柴犬の「胡麻」ですが、

実はさらに2つに分けることができます!

 

胡麻と言っても、

赤茶・白・黒の中で「赤茶」の割合が多いと

「赤胡麻」に。

 

また、3つの中で黒の割合が多いと

「黒胡麻」とよばれる柴犬になります。

 

割合の違いで

  • 赤胡麻
  • 黒胡麻

 

2つに分けることができます。

 

柴犬の胡麻色も合わせると、

細かく言えば、

5種類の毛色があることになりますね。

 

 

柴犬の白色と黒色をあまり見かけない理由って?

「胡麻」の柴犬は、

あまり見かけない毛色のひとつに入ります。

 

正直にいって私も、

「胡麻」の柴犬を見たのは

手で数えられるくらいしかありませんから。

 

初めてみたときは、何とも言えない

カッコよさに思わずうっとりしてしまいました。

 

凛々しさもあるけど、

その中にかわいさもあるっていうか、

とにかく第一印象は「カッコイイ!

 

胡麻の柴犬をあまり見かけませんが、

よくよく考えると、

白や黒の柴犬にもあまり出会う機会はありませんよね。

 

それなら、どうして

白や黒の柴犬に見かけることが少ないのでしょうか?

 

単純に理由を考えると

「赤茶の毛色をした柴犬がほとんどを占めているから」

 

そうなってします。

 

少し詳しめに話をしていきますね。

 

そもそも柴犬は

日本特有のワンちゃんとして、

世界的に認定されている犬種です。

 

世界的にも柴犬は有名で、

shibainu」の愛称で多くの人に親しまれています。

 

そんな柴犬も、

昔一度だけ災害が重なり、

いなくなりかけたことがあるのですよ。

 

めっちゃ危険な状態でしたが、

「柴犬」を守ろうとする方々によって保存運動が行われ、

なんとかその危機を乗り越えることができました。

 

一度がいなくなりかけた柴犬だったため、

急遽、日本各地から

柴犬が集められ交配が行われたそう。

 

しかし、そのせいか

地域特有の柴犬らしさが失われてしまいました。

 

そして今、これ以上

柴犬らしさをなくさないために、

他の犬との交配や赤茶の毛色以外同士の交配は

推奨されていません。

 

「白」「黒」の柴犬を見たことがあると思いますが、

そのほとんどは赤茶同士の柴犬を交配したとき、

たまたま生まれた子たち。

 

白・黒の毛色をした柴犬を

見かけることが少ないのも、このためです。

 

最近ではCMの影響で、

柴犬の白・黒に注目が集まり、

同じ色同士の交配が行われることもあります。

 

 

柴犬の性格は毛色の種類によって変わる!?

柴犬には4種類

(赤茶色・白・黒・胡麻色)の毛色がある

と言いましたが…

 

毛の色で性格は変わるの?

 

そんな疑問ありませんか?

 

結論から言うと、

多少の個人差はあるものの、

色が変わっても性格が変わることはありません!

 

柴犬の毛色が変わると

見た目の印象は違いますが、

中身は同じ柴犬のまま。

 

だから、

性格も変わることはないのです。

 

柴犬の性格として言われているのが、

  • 忠実
  • 活発
  • 勇敢

 

主にこの3つ。

 

やはり柴犬によって、若干この3つの性格と

違ってくることがあるかもしれませんが、

根本的には同じです。

 

どの色の柴犬を選んだとしても

同じようにかわいさを持っているため、

自分と気が合う柴犬を見つけることが一番ですよ。

 

関連記事 ⇒ 柴犬の性格は恐れ知らずってホント?柴犬が自信満々な理由とは…

 

 

柴犬の毛色が変化するってホントなの!?

色で柴犬の性格自体は変わりませんでしたが、

柴犬の毛色は変化します。

 

驚いていると思いますが、

これはホントです。

 

柴犬には4種類の毛色がありましたが、

4種類すべてで色の確認することができます。

 

赤茶が薄い赤茶に、黒が薄い黒に、

胡麻が薄い胡麻に…、こんな感じで。

 

ここで間違えてほしくないのが、

色が変わると言っても

「黒から白」みたいにはならないということ。

 

それなら、どんな風に

色が変わっていくのか気になりませんか?

 

毛色の変化は

人間が年をとると白髪が生えるのと同じ。

 

柴犬の場合も

高齢になると、徐々に薄くなっていきます。

 

実際の例をひとつ紹介しますね。

 

愛犬の話になりますが、

愛犬はジャックラッセルテリアという犬種で

もうすぐ15歳の高齢犬です。

 

そんな愛犬も昔と比べると、

やはり毛の色が薄くなりました。

 

昔はというか若い頃は、茶

色と白がはっきりと分かれていたのに、

今では全体的に白が増えてきたように感じます。

 

特に、顔の毛なんかが白くなってしましたね。

 

おそらく柴犬の場合も

このことが当てはまると思います。

 

年をとるのは、人間も犬も同じですからね。

 

 

柴犬の毛色(4種類)で人気ナンバーワンは…

昔も今も変わらず

多くの方から愛され続ける柴犬。

 

紹介した柴犬の毛色には、

  • 赤茶
  • 胡麻

 

この4種類がありました。

 

この中で、一番人気があるのは

何色の柴犬なのでしょうか?

 

一番の人気は、

赤茶」の柴犬です!

 

理由としては、

  • 赤茶の柴犬の飼育数が一番多い
  • 柴犬のイメージといったら赤茶

 

この2つがあるから。

 

一つの理由

赤茶の柴犬の飼育数が一番多い」については、

日本特有の柴犬(赤茶)を守るために

保存会がつくられたことが関係しています。

 

柴犬特有の毛色「赤茶」を守っていくために、

赤茶以外の色同士の交配は基本的にすすめられていません。

 

そのため、柴犬のなかでも

赤茶が圧倒的な数を占めています。

 

二つ目の理由

柴犬のイメージといったら赤茶」については、

私たちが考える柴犬の像が関係しています。

 

おそらく多くの方が考える柴犬は、

「赤茶」をしていると思うんです。

 

イメージしたときに

「柴犬=赤茶」になるってことは、

それだけ人気がある証拠なのではないでしょうか。

 

この2つが、

「赤茶の柴犬」が一番人気だと思う理由です。

 

 

柴犬を選ぶときに大事なのは色?性格?

柴犬には、赤茶以外にも、

白、黒、胡麻、全部で4種類の毛色がありました。

 

それぞれによって

私達が受ける印象が違うため、

人それぞれ柴犬の好みも違ってくるはずです。

 

しかし、見た目は違ったとしても、

中身の性格は変わりません。

 

柴犬みんなが同じようにカッコ良さ、

かわいさを持って生きているのですから。

 

見た目も大事だとは思いますが、

一番大事なのは

あなたと良い関係が作れそうなのかということ。

 

個人的には、毛色よりも

中身のほうを大事にしてほしいと思ってます。