猫(ラグドール)がなりやすい病気とは!?
実は、
猫の一種、「ラグドール」には、
なりやすい病気があるんです。
猫(ラグドール)は
どんな病気に、なりやすいと思いますか?
今回は、
猫(ラグドール)がなりやすい病気について
詳しく書いて行こうと思います。
目次
猫(ラグドール)がなりやすい病気 No.1
猫(ラグドール)が、
なりやすい病気としてNO.1は…
「肥大性心筋症」という病気です。
「肥大性心筋症」はその名の通り、
心臓が異常に大きくなる病気です。
「肥大性心筋症」は
ウイルスなどの感染ではなく、遺伝的なもの。
ラグドールは、
ペルシャ猫の遺伝子を引き継いでいるため、
なりやすいのは仕方がないことなのです。
ペルシャ猫も
この病気になりやすかったんですよ。
心臓は4つの部屋に分かれているのですが…
その中で、自分の心臓で考えると
心臓の左下の部分(左心室)に異常が。
すると、左心室の部屋の壁が
どんどん分厚くなっていきます。
分厚くなっていくということは、
「血液の流れが悪くなる」ということ。
左心室の働きとしては
猫(ラグドール)の後ろ足に血液を流していますが…
猫(ラグドール)の後ろ足に
十分な血液が生き渡らなくなります。
そうすると、いろいろな症状がみられるように…
症状としては…
- 少し動いただけでも呼吸が荒くなる
- 後ろ足も引きずったような歩き方になる
- 立てなくなる(この時は、痛がります)
この病気は、
最悪の場合、死に至ることも…
また、初期の時点では
ほとんど症状が現れないため、発見が遅れてしまいます。
症状が現れた時には
病気の進行がかなり進んでいるそうなので。
なので、日ごろの
猫(ラグドール)の定期的な健康診断が大切です。
少しでも「おかしい」と感じたときには、
そのままにしておくのではなく、
かかりつけ医に相談してみましょう。
初期段階なら
進行を遅らせることができますので…
猫(ラグドール)がなりやすい病気 No.2
一番、猫(ラグドール)がなりやすい病気は
「肥大性心筋症」でしたが…
2番目に、
なりやすいのは何の病気だと思いますか?
「尿結石」です。
聞いたことありますか?
尿結石は、人でも起こる病気ですよね。
この病気は、尿道から
結晶(ミネラル)がでてくるというものですが…
猫(ラグドール)ちゃんは
痛みを隠そうという性質があるため、
病気になっていても分かりにくいとか。
「猫」ってシャイだから、
分からないですよね。
「尿結石」になる原因はいろいろあります。
その中で一番言われていることが…
「猫はあまり水を飲まないから」っていうこと。
どうして水を飲まないと
「尿結石」になるのかというと…
猫はもともと砂漠で生活をしていました。
そのため、「水」を飲まないというより、
砂漠には「水」がほとんどありません。
猫の尿って、濃くないですか?
そして、メッチャくさい!
あれも昔の名残なのです。
「水」を飲む量が少ないと、尿が濃くなる。
ということは…
結石の成分である
「ミネラル」が多く含まれるようになる。
そうなると…
「結石」ができやすいのです。
猫(ラグドール)の様子が
おかしいと思ったら、早めに病院へ。
その他に猫(ラグドール)がなりやすい病気はあるの?
猫(ラグドール)がなりやすい病気には、
- 肥大性心筋症
- 尿結石
がありました。
この2つには特に気をつけてください。
突然、発病することもあるので…
その他にも、猫(ラグドール)の特徴から
なりやすい病気がいくつかあります。
1つ目は、「毛球病」。
これは、猫が毛づくろいをする時に
毛を飲み込んでしまうことで起きます。
飲み込んだ「毛」は、
「胃」の中でボールのように丸くなります。
これがいわゆる「毛玉」と言うもの。
猫(ラグドール)は
毛が長いことが特徴であるため、
「毛球病」にもなりやすいそうです。
関連記事 ⇒ ラグドールの抜け毛の原因とはいったい…
2つ目は、「熱中症」。
猫(ラグドール)は他の猫に比べて、
体が大きく、毛が長いですよね。
湿度・温度が高いと「熱中症」になってしまいます。
「熱中症」を甘く見ないでくださいね。
本当に怖いですから…
猫(ラグドール)には、
部屋の温度管理をお願いします。
3つ目は、「皮膚病」です。
これも毛が長いことで起きやすくなります。
皮膚を頻繁にかいていたり、
抜け毛が多くなってきたときには、要注意!
まとめ
猫(ラグドール)のなりやすい病気は、
- 肥大性心筋症
- 尿結石
- 毛球病
- 熱中症
- 皮膚病
ただ、これ全部に
なりやすい、というわけではありません。
しかし、ならないという保証もありません。
ですが、未然に予防することはできます。
日頃から、
健康診断を受けておくことが大切だと思います。