猫が「ふみふみ」する意味と理由!ふみふみしない猫との違いって?
ふみふみ、ふみふみ…、と必死に何かをこねる猫。
そんな姿を見ると、
一日の疲れも吹っ飛びますよね。
愛猫も「ふみふみ」するときがあって、
何とも言えない可愛さに癒されてます(笑)
でも、
「どうして猫はふみふみするのかな?意味/理由は?」
そう思うことありませんか?
今回ここでは、
そんな猫のふみふみの意味/理由について
詳しい紹介していきます。
これを読んで
モヤッとした気持ちをなくしてくださいね。
目次
猫がふみふみする意味/理由は?
まずは、
猫がふみふみする意味/理由を紹介します。
ふみふみをする猫の多くは
心のどこかに「子猫の頃の気持ち」が残っています。
その気持ちがあるために「ふみふみ」をします。
でも、これだけでは分かりにくいので
少し詳しい話をしていきます。
子猫のうちは「母猫」の存在がかなり重要で、
どんなことをするにしても
母猫の力がないと何も出来ません。
ですが、食事を食べることに限っては
子猫一人の力だけで解決しないといけません。
噛んだり、飲み込んだりするのは
その子猫じゃないとできませんからね(苦笑)
なかでも、生後数週間続く授乳の時期は
子猫にとって初めての大きな壁です。
自分で母猫からミルクをもらい、
自分でそのミルクを飲まないといけませんから。
そんな大変な時期に
「ふみふみ」の動きがついに役立ちます!
ふみふみには
「ミルクの出を良くし飲みやすくする」
という意味/理由があって…
本能的にミルクの出が良くなることをしてて、
子猫はふみふみの動きをしています。
例えるなら、
「いつの間にか体が動いていた!」
という状態でしょうか(笑)
これが子猫のする
ふみふみの意味と理由です。
子猫の場合はこれですが、
成猫のふみふみは少し意味が違います。
だって、子猫のように
ミルクを出しやすくする必要はありませんからね(笑)
成猫の場合は、単純に
子猫の気分になっているだけです。
言い換えると、
安心できる存在「母猫」が
そばにいるかのような気持ちに。
つまり、猫のふみふみの一番の意味/理由は
「子猫の名残」なのです!
関連記事 ⇒ 子猫の飼い方|室内で飼うためのポイントとは!?
猫がふみふみしながらチュパチュパ噛む理由とは!?
ほとんどの猫は
ふみふみの動きだけをしますが…
中には「ふみふみ」と「チュパチュパ」、
さらには「噛む」ということを同時にする猫もいます。
この意味も先ほどと同じで、
「子猫の名残」になります。
ふみふみだけの時より、
チュパチュパも同時にしてると、
私たちから見ても「子猫の名残だ!」
と分かりやすいですよね。
愛猫もたまに、ふみふみしながら
チュパチュパするときがあります。
子猫みたいでホントにかわいい^^
それから猫によっては、
- ふみふみ
- チュパチュパ
- 噛む
この3つを同時にする場合もあるようです。
毛布やセーターをチュパチュパしてて、
勢いあまって噛むのだと思います。
「噛む」ということ自体に問題はありませんが、
度が過ぎると「糸」を飲み込んでしまうかも。
子猫の気分に浸っている猫を
我に返らせるのは少し辛いですが、
もし「噛む」ということまでしていたら
適度なところで止めてあげましょう。
毛が詰まってしまうと、
かわいいでは済まされませんから!
猫がふみふみしている時はズバリどんな気持ち?
ふみふみだけじゃなく、
「チュパチュパ」や「噛む」
ということまでする猫がいました。
それなら、そのときの猫は
どんな気持ちをしているのでしょうか?
ズバリ言うと
「安心感があって最高に幸せ」
そんな気持ちを猫はしています。
「ふみふみ」は
子猫が親猫からミルクをもらうときの行動で、
- ミルクで満腹になって満足する気持ち
- 母猫のぬくもりを感じて安心している気持ち
この2つを感じています。
子猫じゃない成猫でも、
2つがそろっているときに「ふみふみ」をしますよ。
かなりの安心感がないと
してくれない動きなので、
飼い主との信頼関係が大切になってきます。
ふみふみするということは、
あなたを母猫、もしくはそれに近い
存在に感じているのかもしれませんね。
猫のふみふみはいつまで続くの?
外猫は別として、
家の中で飼われている猫であれば、
ふみふみはいつまでたってもします。
成猫になっても、もちろん老猫になっても…
家猫と外猫の大きな違いは
「家の中で暮らしているか」、
それとも「外で暮らしているか」です。
そのままですが、
この違いはホントに大きいのですよ!
外で暮らす猫にとっては
毎日が狩りと睡眠の繰り返しで、
精神的にも体力的にも疲れがあります。
しかし、家猫は
家の中に何から何までそろっているため、
精神・体力にも負担はありません。
つまり、家猫にとっては
私たち飼い主が永遠の「母猫」です。
甘えれば撫でてくれるし、
何かあるとすぐに助けてくれる…
まさに親そのもの!
そういう意味/理由があって、
いつまでも猫のふみふみは続きます。
うちの愛猫も、2人ともふみふみしてくれますよ。
永遠の愛しい子猫です^^
猫によってはふみふみをしない!?
猫のふみふみについて
意味/理由を説明してきました。
ここまでを見ると、
「ふみふみする猫が普通」だと思っていませんか?
だけど、実はそうじゃないのです。
中には「ふみふみをしない猫」だっています!
となると、
「飼い主と上手な信頼関係ができていないから、ふみふみをしない?」
なんてことを感じますよね。
- ふみふみをする猫
- ふみふみをしない猫
この2人の違いは、「親離れの有無」!
親離れがしっかりできていれば、
心が自立しているのでふみふみすることはありませんし…
逆に、親離れができていないと、
親(僕たち)に甘えてふみふみを続けます。
2つの分かれ目となる「親離れ」の時期は
「生後6ヶ月以内」と言われています。
つまり、
- 生後6ヶ月以内に親と分かれた猫はふみふみをする
- 生後6か月以降に親と別れた猫はふみふみをしない
という風になります。
でも、コレってホントなの?
そう疑いたくなりませんか?
というわけで、
私の愛猫たちで検証してみました。
その結果、
これがホントだということが分かりました!
何たって愛猫たちは
「生後1ヶ月以内」と「生後1ヶ月ちょっと」で、
私の家にやってきましたから。
その猫が今も
ふみふみしてるわけですから、
間違いなく「生後6ヶ月」の時期が
するかしないの分かれ目です。
一度、あなたの愛猫も確認してみてくださいね。
猫のふみふみにはオス/メスで違いはあるの?
猫のオスの性格を考えたとき、
- 感情を出しやすい
- 甘えたがり屋
この2つが代表としてあります。
逆に猫のメスの性格を考えると、
- 見た目は穏やか
- 自分のペースでゆっくりしたい
この2つが代表的です。
性格を比べてみると、
個人的にはオスのほうが
ふみふみをしやすいと思います。
オスはメスよりも幼稚な部分があり、
気分でころころ変わることもあり、
何より甘えたがり屋なのが一番の意味/理由です。
「母」と呼べる存在が近くにいれば、
親離れをしていてもふみふみをしますから(笑)
一方のメスは、
私たちがイメージする「猫の像」まんまで…
マイペースに行動したり、
自分が甘えたいときに人間に甘えたり、
まさに「猫」そのものの性格をしています。
親離れをしたメス猫が
ふみふみするのはそう滅多ないことかと。
というわけで、オスとメスなら、
オスのほうがふみふみをしやすいです!
関連記事 ⇒ 子猫の歩き始めは注意が必要なの!?
猫にふみふみをしてもらいやすくする方法!毛布・クッションがおすすめ!
猫がふみふみする姿、
かわいくてたまりませんよね。
だけど、そんな猫の姿は
どのタイミングでも見れるわけじゃありません。
最高に機嫌がイイか、
もしくは気分がいい時しか見ることができませんから。
とは言っても、
「どうしても猫のふみふみを見たい!」
ってときありませんか?
そこで、猫にふみふみをしてもらいやすく
するための方法を一つご紹介します。
早速ですが、
猫がふみふみをするときの共通点って分かります?
そうです、
猫は柔らかいものの上でふみふみをするのが大好き。
「柔らかい=母猫の感触」になってて、
子猫の頃を思い出すことができるからです。
猫にふみふみをしてもらうには
「柔らかいモノ」がポイント!
身近に柔らかいものはたくさんありますが、
おすすめは「毛布」と「クッション」です。
柔らかい上に、手触り、質感が
猫が好みに合っていると思ったので。
- 丁度いい柔らかさ
- 体全体を包み込まれる感じ
この2点がいいのかなと愛猫たちを見て思いました。
「どうしても猫のふみふみを見たい!」と思うなら、
柔らかい「毛布」もしくは「クッション」を使ってみてくださいね。
猫のふみふみでケガすることも!爪には要注意
それから、猫がふみふみするときに
注意してほしいことが一点。
「爪」、これには気を付けてくださいね。
ふみふみするときは、
多くの猫が爪を出し入れをさせながら手を動かしています。
人でいう「グー」の状態になるため、
猫は意識していませんが意外と爪が出ていて…
正直、その爪が痛いです…
猫がふみふみをするときは、
ケガをしないためにも前もって爪を切っておきましょう。