犬と猫

マンチカンはしつけやすい猫種なの?トイレや甘噛みの悩みもここで解決!

    

短い足がチャーミングで

かわいい猫種のマンチカン。

 

しかし、いざ

マンチカンを家族に迎えるとなると、

「しつけやすさ」って気になりませんか?

 

トイレの場所を

ちゃんと覚えてくれたり…

 

成長するにつれて

甘噛みがなくなったり…

 

これからの生活に大きく

関わってくる問題でもありますからね。

 

というわけで今回は

マンチカンがしつけやすい猫種なのか

について詳しく話をしていきます。

 

 

目次

マンチカンってしつけやすい猫種?どんなしつけ方をすればいいの?

基本的にマンチカンは

賢い性格をもった猫種」と言われています。

 

そのため、しつけの面でも伝えたい事を

しっかりと伝えてあげれば、

大きな苦労をせずに覚えてくれるでしょう。

 

ですが、賢い性格の一方で、

マンチカンは「臆病」な性格の持ち主でもあります。

 

トイレや甘噛みなどのしつけ自体は簡単でも、

求めていることに答えてくれなかったときの

対応の仕方次第では、

マンチカンとの信頼関係にも大きく影響する場合も。

 

例えば、トイレのしつけで、

トイレを置いている場所以外で

用を足してしまったとしますね。

 

そんなとき、あなたならどうしますか?

 

もし、しつけの一環として

「たたく」や「大きな声で怒鳴る」

を考えているのであれば、

それは絶対に止めてください。

 

マンチカンの性格には

「臆病」な一面があります。

 

「恐怖」によるしつけをしてしまうと、

しつけを覚えるどころか、

あなたを見ただけで逃げる

という事にもなるかもしれませんから。

 

恐怖を使ってしつけをするのではなく、

マンチカンが「やって良かった!」や「楽しい!」

そんなしつけを心がけましょう。

 

具体的にいうと、

しつけに参加することで、

マンチカンに損はなく得をするような

状況を作ってあげるのが良いかと思います。

 

トイレのしつけの場合で言えば、

「ここでしてほしい!」という場所に

きちんと用を足してくれた時、

褒めたり、ご褒美に

大好物のおやつを与えるといいでしょう。

 

万が一、普段なら

つい怒ってしまうような事があったとしても

グッと我慢し、恐怖を与えるのではなく

「無視」だけをしてくださいね。

 

 

マンチカンの「しつけ」でやったらいけない3つの事

マンチカンにしつけを行う上で、

「これだけは避けてほしい」

というポイントを3つまとめてみました。

 

1. たたくや怒鳴るなどの恐怖を使って教え込む

先ほども紹介したように、マンチカンは

臆病な性格をもった猫種でもあります。

 

しつけの一環で

たたくや怒鳴るなどの恐怖を与えてしまうと、

しつけを覚えてくれないどころか、

マンチカンとの絆も壊れてしまうかもしれません。

 

恐怖で解決しようという考えは、

しつけでは逆効果ですので、

カッとなっても絶対にやめましょう。

 

2. 短時間で覚えてもらおうとする

マンチカンなどの猫は、

犬と違ってマイペースで

自由奔放な生き物ですから、

基本、自分の気が向いたときに

しかあなたを相手にしません。

 

ですので、

何かを覚えてもらおうとしたときでも、

猫に短時間でしつけを行うのはほぼ無理。

 

ひとつのしつけをする時でも、

短時間ではなく、長い目で

マンチカンと向き合っていく

必要があるという事です。

 

マイペースで自由奔放なのは

「猫」という動物である限り

仕方ないことなので、

本来の姿を尊重してあげながら、

いかにしつけを行うかが

重要なポイントになってきそうです。

 

3. 無理やり覚えさせようとする

もともとの猫は「縛られることを嫌がる」

性格を持っているため、

無理やり押し付けるようなしつけは好みません。

 

おそらく、マンチカンも

「しつけられている」という雰囲気を察すると、

プイと背中を向け興味を示さなくなってしまいます。

 

しつけを行う上では

覚えさせることを目的とするのではなく、

基本しつけは楽しいんだよ

っていうのを感じてもらいながら、

その延長上に最終的には覚えてもらう。

 

そういう気持ちを

イメージしてもらうといいかと思います。

 

「しつけ=楽しい」と

マンチカンに感じてもらうためにも、

少しでも進歩があれば、

褒めたりご褒美を与えてみてください。

 

 

マンチカンのしつけの悩みを解決!①トイレ編

猫のしつけで

多くの人がつまずいてしまう悩みとして

トイレのしつけ」があります。

 

基本的にはマンチカンも、

他の猫と同じ手順で

トイレを覚えてもらう事ができます。

 

一番最初にしなければいけないのは、

まずは「マンチカンがトイレが出来る環境を整えてあげること」です。

 

具体的にトイレを置く場所を決めたり、

猫用トイレそのものや砂やシートの用意などが、

ここで終わらせておきたい手順になります。

 

トイレを置く場所については、

  • 周りが静かで安心して用を足せる場所
  • 風通しの良い場所
  • ほんの少しだけうす暗い場所

 

この3つを

参考にしながら決めてみてください。

 

環境が整ったところで、

本格的にマンチカンの

トイレのしつけを始めていきましょう。

 

子猫でも成猫でも、

まずは「トイレ=用を足す場所」

というのを教えてあげないといけないので。

 

トイレをしたそうな雰囲気を出した時には、

すぐに猫用トイレの中に連れて行ってください。

 

「したそうな雰囲気」というのは、

  • くるくる回り始める
  • 床のニオイを嗅ぐしぐさをする
  • 穴を掘るようにカリカリする

 

などの動作が、

具体的な用を足す”前兆”になります。

 

おそらく、ほとんどの猫ちゃんが、

これで「トイレ=用を足す場所」

というのが分かってくると思うので、

あとは何度か

同じことを繰り返してあげれば大丈夫です。

 

また、全員が一度で

覚えられるというわけではないので、

愛猫マンチカンが失敗しても

絶対に責めるようなことはしないでくださいね。

 

何度失敗しても、繰り返ししてあげれば

絶対に出来るようになりますから!

 

もしくは、トイレそのものや

砂、場所自体が気に入らなくて

使ってくれない場合もあるので注意しましょう。

 

そのときは、別の種類のものにしたり、

場所自体を変えたりして見てください。

 

参考記事 ⇒ 猫のトイレ|置き場所(マンション)で悩んだら、ココが無難!

 

 

マンチカンのしつけの悩みを解決!②甘噛み編

マンチカンの甘噛み 画像

 

子猫の時期に多い「甘噛み」についても、

多くの飼い主さんが悩んでいることです。

 

そもそも「甘噛み」というのは、

マンチカンなどの猫が

成長していくための過程には

絶対なくていけない存在なので、

無理やり止めさせるっていうのは

厳しいかもしれません。

 

ですので、甘噛みをやめてもらうのではなく、

「痛くない噛み方や

じゃれあいの仕方を飼い主さんが教えてあげる」

を実践していきましょう。

 

子猫のときは

マンチカンであっても活発で、

好奇心でいっぱいです。

 

時には、あなたの手を

獲物に見たてて飛び掛かってきたり、

兄弟たちとのケンカのように

強く噛むことがあるかもしれません。

 

じゃれあいの中で、

ホントに痛い時には「痛い!」

とオーバーリアクションくらいの勢いで

ひと言だけ声を出してください。

 

そうすることで、マンチカンのほうが

「これは嫌なんだ」と学習していきますから。

 

ただ、何度も

「痛い痛い!やめて、やめて!」と

ジタバタした様子でいると、

楽しく遊んでくれているのと

勘違いするので気を付けてください。

 

また、子猫も成長すると、

成猫のように鋭い歯が生えてきます。

 

私も経験があるのですが、

このときに甘噛みをされると、

ミミズ腫れや噛み傷が当たり前のようにできます。

関連記事 ⇒ 【体験談】猫に手を噛まれた!!病院選びから処置まで

 

ちなみに、結構激しく噛んでくるので、

ぶっちゃけ痛いです(汗)

 

その時には、痛いときは

先ほど紹介したように大声を出し、

それと合わせて、噛もうとする瞬間に

別のものを噛ませるようにするといいでしょう。

 

柔らかいタオルなど

口の中を怪我しないものを、

代わりに噛ませてあげてください。

 

マンチカンの甘噛みは、

大人に成長するにつれて

徐々に治まっていくものですから、

上手な噛み方や

じゃれあい方をしっかり教えてあげましょう^^

関連記事 ⇒ 子猫が手を噛む理由があるってホント?

 

 

まとめ

マンチカンのしつけには

思いやり」も欠かせません。

 

もし自分がマンチカンの立場だったら、

どんなことをされたらうれしいのか、

どんなことを言われたら

「頑張ろう」と思えるかなど、

相手のことを考えることが大切です。

 

マンチカンのしつけの時には、

だた何かを教えればいいと言うわけではありません。

 

確かに、教えることは大事。

 

けど、もっと大事なこと。

 

それは、「褒める」と言うこと。

私も経験がありますが、

「しつけ」は飼い主にとって

ホントにつらいことなんです。

 

出来ることなら何もしたくないけど、

そういうわけにはいかない。

 

人と生活するのであれば、

最低限のことは覚えてもらわないと。

 

大変なことを乗り越えた先には、

マンチカンとの充実した生活が待ってますよ!