犬と猫

ダックスフンドのヘルニアは”前兆”が!?その症状と原因は

    

愛犬ダックスフンドを見てて、

「あれっ?今日は何か様子が変だぞ!」

と、歩き方やしぐさで

違和感を感じたことありませんか?

 

ダックスフンドに少し違和感を感じたものの、

ある一つの動きがおかしいだけで

それ以外は普段通り。

 

しかも、すぐに治ってしまったから

「別にいいや」と思いがちになると思うんですよ。

 

けど、実はそれ…

ヘルニアの症状なのかもしれません。

 

胴が長いダックスフンドは

特に「なりやすい」と言われてますから。

 

ここでは、早い段階で

ダックスフンドの異変に気付き、

早期発見するために、普段の生活の中で

ヘルニアが疑われる症状と、

実際のヘルニアの症状を紹介していきます。

 

 

目次

ダックスフンドのヘルニアには前兆がある!?その症状とは

ダックスフンドの「ヘルニア」っていうのは、

いつどんな時になるのか、

まったく予想できないんです。

 

予想はできないんですが、

「予測」することなら誰にでもできます。

 

愛犬ダックスフンドがヘルニアになるとき、

ほとんどの場合が、足が動かなくなるなどの

大きな症状が表れて初めてその存在に気付くわけですが…

 

それ以前に、実は、「前兆」的なことが起こるんです。

 

どんなことかというと…

 

代表的なのが、

  • 散歩をトボトボと面倒くさそうに歩く
  • ソファの上り下りができなくなる
  • 震えが起こる
  • 抱っこをすると急に嫌がる
  • 散歩に行きたがらない

などのようなことが起こります。

 

もし、ここ1週間・1か月の間に

上記のような愛犬ダックスフンドの行動を見たのなら、

症状が表れる前兆なのかもしれません。

 

しばらくは注意しながら見ておくか、

もしくは、早めに病院に連れて行って診察をしてもらうか、

このどちらかがいいのかなと思います。

 

症状が軽かった場合、

「ヘルニア」だとは言われないかもしれませんが、注意は必要です。

 

 

ダックスフンド|実際のヘルニアの症状

ヘルニアの前兆だけじゃなく、

実際にどんな症状が出るのかもご紹介します。

 

愛犬ダックスフンドがヘルニアになった場合、

症状として「突然・急に歩けなくなる」

ということが一番多いみたいです。

 

いってみれば、「下半身麻痺」の状態。

 

激しく動いたり、ジャンプしたり、

特に変わったことをしていたわけでなく、急に。

 

愛犬(ダックスフンド)は

さっきまで元気に走り回ってたのに、

今は足が動かない、なんてこともあるそうですから。

 

そのほかにも、

ダックスフンドを抱っこをしたときに

短く強く鳴いたり、明らかに歩き方がおかしい場合も

ヘルニアの症状と疑ってください。

 

症状をまとめると、

  • 突然歩けない
  • 抱っこをしたとき短く強く鳴く
  • 明らかに歩き方がおかしい

 

こんな感じ。

 

何度も言ってることですが、

いきなり起こるので、あなたもダックスフンドも、

おそらくビックリしてしまうと思います。

 

 

ダックスフンドがヘルニアになる原因は?

予想できる症状と、

実際に起こる症状はこんな所かなと思います。

 

それならどうして、ダックスフンドは

「ヘルニア」になってしまうのだと思いますか?

 

実は、一言で

「ダックフンドのヘルニア」といっても、

原因は2つに分けることができるんです。

 

一つ目が「病気」で、

二つ目が「ケガ」って感じで。

 

病気

病気でヘルニアになるなんて

ちょっと意外だと思いません?

 

病名は、ダックスフンドの遺伝的な病気である

軟骨異栄養症(なんこついえいようしょう)」。

 

軟骨が作られる過程が不十分で、

完全に骨が発育しないという遺伝的な病気です。

 

ちなみに…

ほぼすべてのダックスフンドが、

この病気なる可能性があるといっても過言ではありません。

 

2~5歳のダックスフンドが一番可能性が高く、

「危ない!」と言われているくらいですからね。

 

年に一回は「健康診断」を受けて、

体に異常がないか検査してもらうことが一番。

 

ケガ

遺伝的な病気でなければ、

「ケガ」でヘルニアになってしまうことが多い。

 

例えば、階段の上り下りを頻繁にする、

長い距離を走る、高いところから飛び降りることが多いなど…

 

いろいろありますが、

この全部がダックスフンドのケガの原因となっています。

 

一回のダメージは小さいかもしれないけど、

それが何度も何度も繰り返されて、

結果として「ヘルニア」に。

 

日頃から気を付けておくことが大事なのかなと。

 

ダックスフンドの運動は大切ですが、

ほどほどにしておきましょうね!

 

どんなことも、「適度」と「ほどほど」が一番!

 

この2つのことが原因で、

愛犬ダックスフンドもヘルニアになってしまうかもしれません。

 

ダックスフンドの場合は、おそらく、

「遺伝的な病気」が原因であることが多いのかなと。

 

 

ダックスフンド|今日から出来るヘルニア予防

愛犬(ダックスフンド)にも、

「上り坂を歩かせない」ということをしてみてください。

 

個人的に、

ヘルニア予防としてオススメの方法です。

 

それから、「上り坂」もですが、

出来れば、「下り坂」も歩かせないでください。

 

上り坂限定でしてますが、下り坂もしてあげると、

もっと質の高い予防になるかと思います。

 

「坂道を歩かせない」だけの簡単な予防なので、

今日の散歩から始めてみてくださいね。

 

関連記事 ⇒ ミニチュアダックスフンドの体重|平均を保つための4つのコツとは…

 

 

ダックスフンドのヘルニアをいち早く見つけるには

愛犬ダックスフンドが見せる、

何気ないしぐさや行動にも、何かの意味があります。

 

ここで言ったら…

ソファの上り下りができなかったり、

散歩に行きたがらなかったりするのは、

ヘルニアの前兆なのかも!

 

こういうのって、

いつもとは違う行動だけど、

軽視(けいし)しがちな行動ですよね。

 

でも、こういうことだからこそ、

気を付けるべきなんじゃないかなって思います。

 

愛犬(ダックスフンド)のヘルニアを

いち早く見つけるためにも、

普段と違う行動には注意してください。

 

それから、毎年の健康診断も

積極的に受けさせてあげてくださいね。