小さかった体も大きくなり、目も見えるようになって、自分の力で歩けるようになった子猫。

たくましく成長した姿を見ていると、親(飼い主)の立場としては、微笑ましく嬉しい限りですよね。

ここまで育ってくれた子猫に、まずは「よく頑張ったね」という言葉をかけてあげてください^^

 

と、同時に、このような事も感じていませんか?

 

「そろそろ子猫用ミルクから離乳食への変え時の時期なのかも…」

 

そうなのです、子猫も人間の赤ちゃんと同じで、成長とともに「食べる物を変える」という過程が欠かせません。

つまり、あなたの愛猫も「離乳食デビュー」をしなければいけないのです!

 

とは言っても、今日からいきなりミルクの食事から離乳食に変えるわけにもいきませんし、何より、子猫側にもタイミングがありますから。

「いつからでも良い」という一筋縄ではいきませんよね。

となると、「一体どの部分から手を付ければいいのか分からない!」という気持ちになっているはずです。

 

今回の記事は、そんなあなたに子猫の離乳食デビューを華々しく飾ってもらうために、子猫の離乳食移行までの全手順(いつから/与え方/食べないの対処法など)をまとめて紹介していきます。

愛猫の将来にも関わるホントに大事な部分ですから、文字や文量もたくさん読むことになります。

一回だけでは理解できない所も出てくるかもしれませんが、ゆっくり繰り返し読んで、自分のものにしてみてください。僕も最大限のサポートをしています^^

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子猫の離乳食の時期はいつからいつまで?

子猫の離乳食デビューを成功させるためにはまず、「ミルクから離乳食への移行時期」をしっかりと確認しておく必要があります。

基本的に猫は、生まれてから生後3週間まで、母猫のミルクだけを飲んで成長していきます。

そのため、僕たち人間が母猫の代わりとして子猫を育てていく場合も、ミルクだけを与えて育てる必要があるというわけです。

 

このミルクだけの時期が終わると、今度は本格的に、形のある物を食べれるようになる訓練をしていきます。

その第一歩目として、「離乳期」と呼ばれる「離乳食」を食べる時期が訪れます。

 

子猫が離乳食を食べ始める頃がいつからかと言うと、だいたい「生後3週間目から生後4週間目」くらい。

そして、成猫と同じようにカリカリフード(ドライフード)を食べ始めるようになるのが「生後8週間」くらいになります。

ドライフードの食べ始めが生後8週間目ということは、逆に言えば、離乳食の終わりが「生後8週間目」になるわけですね。

 

つまり、離乳食がいつからいつまでなのかというと「生後3週間目~生後8週間目まで」となります。

 

子猫の成長するスピードには個体差があるため、「絶対にこの時期に移行しないといけない」というわけではありませんので

実際、僕も2匹の子猫を母親代わりとして育てた経験があるのですが、離乳食を食べれるようになったのは生後1ヵ月よりも前でした。

成長が早い子、遅い子がいるのは当たり前のことですから、いつからいつまでという事ばかりに縛られないようにしてください。

あくまでも離乳食の目安が「生後3週間(約1ヵ月)~生後8週間(約2ヵ月)まで」なので、焦らず子猫のペースで移行をしていけば問題ありませんよ^^

子猫の食事「ミルク→離乳食」の移行のタイミングとは

では、「ミルク」から「離乳食」に移行するのは具体的にどのタイミングなんでしょうか?

 

毎日どんどん成長していく子猫ですが…

移行時期のタイミングとしては「歯が生え始めたころ」。

 

成猫のようにしっかり生えそろった状態ではなくて、歯ぐきからチョコンと出ている状態で大丈夫です。

おそらく、見ただけでは確認しずらいと思うので、実際に歯ぐきを触ってみてください。

触ったときに「何かゴツゴツするものがあるな~」くらいの感覚があれば、ミルクから離乳食への変え時だと思うといいでしょう。

 

その他にも、子猫のころは日常的に「甘噛み」するもので、歯ぐきを触らなくても噛まれたときに「チクッ」としたり、「痛い!」と感じるようになったら移行時期だと考えてください。

どうしても、いつから離乳食に変えたらいいのか分からない時は、動物病院の獣医さんに相談してみてもいいでしょう。

 

ちなみに僕も、2匹とも命に危険がある状態で保護をした子猫だったので、獣医さんのアドバイスを受けながら、離乳食への移行を行いました。

1匹目の愛猫を保護した時の体験は、

子猫の歩き始めは注意が必要なの!?

こちらの記事にまとめています。

 

2匹目の愛猫を保護したときの壮絶な体験は、

危機一髪で子猫を救出!育てることに決めたが、難しい課題が…

子猫(生まれたて)を保護!真っ先にする3つのこと

こちらの記事にリアルにまとめているので、読んでみてください。

どんな手順で子猫の離乳食への移行をすればいいの?

いつから離乳食を食べさせたらいいのか分かってきた所で、次は実際どのような手順で進めていけばいいのか、

  • 準備しておく物
  • 始め方や進め方の手順
  • 与える回数や時間

この3つの事について詳しく話をしていきたいと思います。

子猫の食事を離乳食に変える前に準備しておきたい物

まずは、子猫の離乳食移行のときに事前に準備しておくものを紹介します。

 

離乳食

→市販に売られている離乳食やウエットフードで問題ありませんが、「子猫用」もしくは「生後〇ヵ月まで」と書かれたものを選ぶ

 

これまで飲ませていたミルク(液体もしくは粉末)

→いきなり離乳食を与えると、子猫によっては警戒して食べない場合もあるので、その時はこれまで飲んでいたミルクと離乳食を混ぜてあげる

 

食器

→子猫の場合は食べやすく動きにくい猫専用のお皿選びが大切で、浅く重さがある食器、もしくは浅く下に滑り止めが付いている食器を用意する。また、人間用が使う皿でも問題ありませんが、条件を満たしたものにする

 

スプーン

→食べにくい時に口に運んであげたり、フードを一点に集めたりするのに必要で、子猫の口の大きさに合わせて、すくう面が小さいスプーンがあると便利。

子猫の離乳食の与え方や食べさせ方について

次の手順としては、実際に子猫が離乳食を食べられるようになる事です。

そのためにもここで、どのように与えていくのが良いのか「与え方」や「食べさせ方」を手順を追って紹介していきます。

1.離乳食のニオイに慣れさせる

早速、一口目を食べてもらいたい所ですが、ほとんどの子猫は「はい離乳食だよ」と渡しても食べてくれないはずです。

なぜなら、まだ子猫には「離乳食」という概念がないから。

つまり、最初の手順としては、「離乳食」というものがどのような存在なのか、もっと言うと、「食べ物であること」を肌で感じてもらわなくてはいけません

ですから、いきなり子猫に離乳食を食べさせようとするのではなく、ニオイから慣れさせてあげてください。

 

スプーンもしくは手に、少し離乳食をつけて、子猫の鼻に近づけてあげます。

しばらくの間、自由にニオイを嗅がせ、慣れてきた所で「手順2」に進みましょう。

 

もしかすると、これだけで簡単に食べれくれるようになる子猫もいるかもしれません。

その場合は「手順3」に進んでくださいね。

2.手やスプーンで離乳食を口に近づけてみる

離乳食のニオイに慣れてもらったところで、次は、実際に手やスプーンを使って離乳食を口のほうへと近づけていきます。

近づけていくと、クンクン匂いを嗅いでためらう様子を見せると思いますが、しばらくすると、舌で少しペロッと舐めてくれるはず。

一向に食べてくれる様子がなければ、少し強引かもしれませんが、少量の離乳食を口の中に入れてあげましょう。

 

そのあとの「好き」か「嫌い」かの判断は、子猫側がしてくれるので。

「好き」の場合はちょっとずつ離乳食を口にしてくれると思いますし、「嫌い」の場合は全く食べてくれませんからね。

食べさせ方のポイントとしては、スプーンではなく、極力「手の平」に離乳食をのせ、子猫の口の近くまで持って行ってみてください

そのまま与えるよりも、母猫の代わりとして育ててきた飼い主さんのほうが信頼感があるので、離乳食が安全なのかどうかも分かってもらえやすくなります。

3.便を確認する

自分から離乳食を口にするようになれば、実質、「祝離乳食デビュー」となるのですが…

万が一、与えた離乳食が子猫の体に合っていない場合もあるかもしれないので、「便」の確認を行ってください。

もしも、軟便や下痢をしているようであれば、体質的に「与えた離乳食が合っていない」ということになります。

別の種類やメーカーのものに変えて代用するといいのかなと思います。

それでも、下痢や軟便が現れるときは、動物病院の獣医さんに相談してみましょう。

4.食器に離乳食を入れ自分の口で食べてもらう

子猫の便を確認し、軟便や下痢をしていないようであれば、あとは自分の口で離乳食を食べてもらうだけ。

最初の数回はどうしても、子猫は「ホントに餌?」という不安そうな表情をすると思いますが、時間が経つにつれて徐々に慣れてもきますから。

できるだけ離乳食を食べやすい環境を作るためにも、食器やミルクと離乳食の割合など、細かい部分に気を使ってあげましょう。

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子猫に与える離乳食の回数は?何時間おきがいいの?

離乳食に慣れてもらうためには、先ほど紹介した4つの手順通りにしていけばいいのですが…

最初からいきなり、離乳食だけを子猫に与えるわけではないので、その点だけは誤解しないでください!

 

子猫が初めて離乳食を口にしたタイミングだと、一度に多くの量を食べてくれるわけではないので、これまで同様「ミルク」も並行して与えていきます。

割合的に言うと、この時点では「ミルク」が9割くらいと断然多く、離乳食が「主」となるまでには時間をかけながら移行していく必要が。

食べ始めから数日間は、子猫が離乳食に慣れていないこともあるため、ほとんどをミルクの栄養で補っていく感じです。

ペロッと舌の先で舐めたり、1日でスプーン1杯分くらい量を食べることが出来れば、上出来だと思いますよ。

 

この時、子猫に与える離乳食の量は、ミルクを与える回数分(1日4回程度)、もしくは全体のうち1~2回だけ口に近づけてあげるといいのですが、「絶対に食べないといけない」というわけではありませんので。

まずは、食べても食べなくても「離乳食」を与えてから、割合の多い「ミルク」にするといいでしょう。

重要なのは「慣れてもらう!」という事ですから、食べた量は気にしなくても大丈夫です。

 

毎日少しずつ離乳食を増やしていき、子猫が一度に食べる量が増えてきたところで、今度は1日に必要な離乳食の量を「3~5回」に分けて与えてきます。

この時は、割合的にみると「離乳食」のほうが多いので、ミルクを与える回数は減らします。

0回という事ではありませんが、1日の目安を量を子猫が食べれなかったり、食欲が有り余っている場合に、お腹や栄養を満たすために使ってくださいね。

 

子猫については、

こちらの記事も読んでみてください。

 

離乳食を与える時間ですけども、出来るだけ同じ時間の間隔で食べさせるほうがいいと、僕は思います。

 

例えば5回なら、朝7時にあげて、

  • お昼の12時
  • 夕方の4時
  • 夜の9時
  • 夜中の2時

といった感じでしょうか。

 

ただ、正直なところ、僕も正確に同じ時間間隔で与えていたわけではなくて、夜中にあげるのは仕事の都合もあったのでいつからか控えていました。

代わりに、夜寝る前に、前と2時間くらいしか空いていなくても食べさせていましたから。

 

しかし、忘れてほしくないのが、極端に長く間を空けないこと!

子猫の場合、自分で出来ないことのほうが多くあるので、空腹が続くと「低血糖症」になってしまいますので。

極力あなたのペースではなく、子猫のペースで移行を進めていきましょう。

子猫が離乳食を食べない!そんなときの対処法とは

紹介した手順通りに子猫を離乳食を与えていても、「食べない」という事が起こるかもしれません。では、なぜ「食べない」が起こるのでしょうか?

 

最初に考えられる理由として、「初めて口にする離乳食に警戒している」が挙げられます。

 

 

子猫にとっては、これまで一度も食べたことのない未知の味と形の餌。

離乳食がホントに食べられるのかも分からない状態なのですから、食べるのを躊躇(ちゅうちょ)する気持ちも分かりませんか?

警戒する子猫には、時間をかけて少しずつ慣れてもらうために、「与え方の手順1や2」をゆっくりでもいいので確実に進んでいきましょう。

また、猫は信頼できる人が与えるものには安心してくれる事が多く、飼い主である「あなた」の手に離乳食をのせて与えるといいと思います。

 

次に考えられる理由としては、「離乳食そのものの味や硬さが苦手」があります。

 

早くても遅くても、いつから離乳食を与えていても、このような事が起こるのは仕方ありません。

子猫にも人と同じように好みを持っていて、離乳食にも好き嫌いがあるのですからね。

そのものの味が苦手な場合は、種類やメーカーを変えるといいでしょう。

ドロドロした硬さが苦手な子猫には、成猫用のドライフードを手でつぶせるまでお湯でふやかし、人肌になるまで冷ましてから与えてみてください。

人肌程度に温めたほうがフード自体の香りが引き立ち、それによって、子猫の嗅覚にも刺激を与えることができるので。

 

次に考えられる理由としては「体のどこかに異常がある」です。

 

子猫が離乳食を食べないときは、逆に言うと「食べたくない」という見方もできますよね。

何となく元気がなかったり、グタッとしていたり…、子猫の様子が少しでもおかしいなと感じたら、ためらわずに動物病院を受診してください。

成長の早い子猫の時期は、1分1秒で最終的な結果が変わるといっても良いくらいデリケートな体をしています。

見た目だけでは判断ができない病気になっている可能性もありますから、早めに獣医さんに相談してみてください。

「おすすめの子猫用離乳食」と「おすすめのドライフード」

子猫のミルクから離乳食の移行までの流れ、何となくイメージ出来ましたか?

あとは子猫のペースに合わせて、時間がかかってもいいので確実に手順を進めていくことが大切です。

ここからは、実際、子猫に離乳食をたべてもらうことを想定して、おすすめの離乳食を紹介していきます。

 

■カルカン 子ねこ用

 

  • 値段:1個当たり70円くらい
  • 量:一袋当たり70グラム
  • 味の種類:まぐろ入りかつお、お魚ミックス、チキンやわらか、まぐろたい入り、まぐろかつお白身魚、まぐろかつおたい、しらす入りまぐろなど…

 

「カルカン 子ねこ用」は実際に僕も2匹の愛猫たちに食べさせていた離乳食です。

通販でも購入できますが、スーパーやホームセンターなどのペットフードコーナーで買う事ができる商品でもあります。

値段のわりにはハイクオリティーの離乳食だと思いますし、何より、種類が豊富にあるのが嬉しい

 

ひとつの種類だと、子猫の舌に合わなかった時が大変で、別の商品やメーカーを探さないといけませんからね。

初めての離乳食では、食べやすさの面から「チキンやわらか」もしくは「ゼリー仕立て」と書かれた種類がおすすめです。

食べてくれる種類が決まったら、1日に1~2袋を与えないといけませんから、まとめ買いをしておくと便利ですよ。

 

また、万が一、離乳食の硬さが苦手で食べれない場合もあるかもしれないので、おすすめのドライフードも紹介していきます。

 

■レティシアン モグニャンキャットフード

  • 値段:1個当たり3.960円
  • 量:一袋当たり1.5キログラム
  • 味:お魚

 

「レティシアン モグニャンキャットフード」は、愛猫の食いつきと健康を考えて作られたプレミアムキャットフードです。

一般的なフードと比べて値段は高めですが、その分、栄養価が高く安全な素材をとことん選び抜き、子猫から老猫まで食べることができます。

無駄なものは一切使ってないキャットフードですから、100gあたりのカロリーも「365kcal」と高く、子猫に必要な栄養も「ギュッ」と濃縮されている感じ

 

成長期のこの時期だからこそ、「子猫には良いものを食べて大きくなってほしい!」。

そんな思いのある飼い主さんにも、きっとおすすめ出来るものだと僕は感じています。

 

また、例え離乳食として食べなくても、1~2週間後にはドライフードへの移行をしなければいけないので、今回は使わなかったとしても購入だけしておくのもアリだと思います。

今の時期は特に、子猫の体がどんどん大きくなる頃でもありますし、質の高い栄養を取ることで、健康で丈夫な体が完成するのではないでしょうか。

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【まとめ】子猫の離乳食デビューの全手順

ここまで、子猫の離乳食デビューの全手順を紹介してきました。

かなりの文字数になりましたが、大まかな流れはつかめましたか?

おそらく、一回読んだだけでは「ん?」と感じる部分があったと思うので、あとは繰り返し読み返すことです。

 

僕自身、子猫の離乳食デビューを2度も経験した身ですけども、今思い出すと、かなり苦労した時期でした。

ホントに子猫の成長というのは早いもので、「離乳食を終えた!」と思ったら、今度はドライフードへの移行。

正直なところ、離乳食がいつからいつまでなのか考える余裕もないくらい、あわただしい毎日を過ごしていました(笑)

 

ただ、生後1ヵ月くらいの子猫の姿は、そんなときの疲れを癒してくれる大きな存在でもありました。

この時期だけが大変なだけで、この山場を乗り越えたら、今後、ある程度の苦労することがあっても簡単に乗り越えられると思います。

今の苦労は、愛猫が子猫のときだけの特権だと思って、今を楽しんでください。

動画や写真を残しておくと、将来的に「あ~こんな事もあったなぁ~」としみじみ思う日も訪れますからね^^

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