「何が何でも、愛猫には寿命を全(まっと)うしてもらいたい!」

ペットとして猫を飼っている人のほとんどが、このような事を願っています。

 

しかし、現実はそう簡単ではありませんよね。

強い思いはあったとしても、病気だったり、事故だったり…

生きている以上、何かしらのリスクを背負っていかなければいけませんので。

 

実際のところ、最後まで寿命を全うした「猫」というのはほんの一握りだと思います。

そんな中で、ギネス記録に残っている猫生(人生的な感じ笑)を全うしたネコちゃんの最高年齢がとにかくスゴいんです!

ということで今回は猫の寿命を中心に、ギネス記録、種類ごとの寿命、長生きのコツを紹介していきたいと思います。

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ギネス記録に認定された猫の世界最長寿命がヤバすぎる!

僕たち人間のなかで一番長生きをしたのは、フランスに住んでいた女性「ジャンヌ・カルマン」さんです。

記録はなんと…、122歳

 

120歳を超える記録なので、十分驚いたとは思いますが…

実は、猫のギネス記録を見ると、もっともっと凄いんです。

 

その記録を作った猫というのが、アメリカで飼われていたメス猫の「クリームパフ(Creme Puff)」ちゃん。

飼い主のジェイクペリーさんのもとで、ごくごく普通の暮らしをしていたそうです。

最後まで猫生を全うして作った大記録がなんと…

 

「38歳と3日」です!

 

これはあくまでも猫の年齢で考えたときの数字。

なので、人間の年齢に換算すると「169歳」、約170歳まで生きたことになります!

 

この数字、リアルにヤバくないですか(汗)

30歳まで生きた猫を今まで見たことありませんし、170歳まで生きていた人間も聞いたことありませんから。

2018年で考えると、170年前は「1848年」なので…

日本は江戸時代、第12代将軍の徳川家慶が政治をしていたころをほぼ同じで、黒船が現れるよりも前になります。

 

歴史の話になりましたが、何がともあれ、この記録は半端なくスゴいのですよ(笑)

ちなみに、犬のギネス記録に残っている最長寿命は「29歳と5ヵ月」です。

そのことについては、

こちらの記事にまとめています。

 

それから、その暮らしぶりも破天荒(はてんこう)。

飼い主であるジェイクペリーさんは、クリームパフちゃんに与える餌に「ベーコン&エッグ」、「アスパラガス」、「ブロッコリー」。

極めつけに、たっぷりのクリームを乗せたコーヒーなどを食べさせていたようです。

 

基本的には猫にコーヒーを与えると良くないと言われていますが、この記録を見ると、何も言いようがありません(笑)

このような破天荒な食事ぶりも、もしかするとクリームパフちゃんの長生きにつながっていたのかもしれませんね。

 

しかし、残念ながら今はその姿を見ることはできなくて、1967年8月3日に生まれ、2005年8月6日に虹の橋を渡ってしまったようです。

ご冥福をお祈りします。

 

ここでの内容をまとめると、現時点では最も長生きした猫というのは、クリームパフちゃんの「38歳と3日」となっています。

ちなみに、今現在、生きている猫のなかで一番長生きをしているのは、アメリカテキサス州に住んでいるスクーターくん。

1986年生まれの「30歳」がギネス世界記録に認定されています。

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一般的な猫の平均寿命は?室内飼いと外飼いどっちが長生きするの?

ここまで、ギネス記録に認定されている猫の寿命を見てきました。

流石にギネスほどは無理かもしれませんが、最近、ペット全体の寿命がどんどん延びていますよね。

では、一般的な猫の「平均寿命」って一体どれくらいのでしょうか?

 

一般社団法人ペットフード協会が昨年調査した結果をみてみると、平均寿命は「15.33歳」となっていました。

もちろん、この数字は猫だけでの寿命です。

僕が思っていた以上に長生きだったので、ここ5年間の平均寿命も調べてみました。

 

<過去5年間の猫の平均寿命の推移>

2012年 14.45歳
2013年 15.01歳
2014年 14.82歳
2015年 15.75歳
2016年 15.04歳

 

で、2017年が「15.33歳」です。

見てもらえば分かると思いますが、若干の上がり下がりはあるものの、徐々に伸びてきていますよね。

 

その理由は様々ですけども、大きな要因としては「ペット医療の発達」、そして「食生活の変化」が考えられます。

また、猫という生き物を「ペット」としてではなく、「家族」として見るようになったのも、寿命が延びた原因だと思います。

その事で、危険が多い外の世界よりも、安全な「室内」で猫を飼う方が増えてきています。

 

外や野生で暮らしている猫というのは、どうしてもテリトリー(縄張り)や、異性(オス/メス)をめぐる争いをしないといけないので、体も心も常に張り詰めたような状態なんですね。

四六時中、周りを気にしておかないといけないわけですから、相当なストレスとなり、結果的に寿命も短くなってしまうのです。

これは僕の考えとかじゃなくて、実際に結果としてもハッキリ表れています。

 

<室内外と外飼いでの平均寿命の違い>

  2017年 2016年 2015年
室内飼い 16.25歳 15.81歳 16.40歳
外飼い 13.83歳 13.26歳 14.22歳

 

室内飼いをしている方が、外飼いよりも2歳近く長生きをしていましたね。

愛猫の寿命を延ばしてあげたい!と考えているのであれば、まずは「室内飼い」から初めてみるといいのではないでしょうか。

猫の種類ごとの平均寿命ってどのくらい?

新しい種類なのかを審査する「公認団体」からの了承が得られていないものも合わせると、全部で100種類以上の猫がいると言われています。

その中でも今回は、有名な猫種だけをピックアップして、平均寿命を紹介していきますね。

 

<種類ごとにみる猫の平均寿命>

  • アメリカンショートヘア→「10歳~13歳」
  • ラグドール→「14歳~16歳」
  • ロシアンブルー→「10歳~13歳」
  • スフィンクス→「12歳~14歳」
  • ヒマラヤン→「14歳~16歳」
  • ベンガル→「14歳~15歳」
  • マンチカン→「11歳~13歳」
  • エキゾチックショートヘア→「10歳~13歳」
  • サイベリアン→「10歳~15歳」
  • シャム→「10歳~13歳」
  • ミヌエット(ナポレオン)→「12歳~14歳」
  • メインクーン→「11歳~14歳」
  • ラガマフィン→「10歳~13歳」
  • ブリティッシュショートヘア→「14歳~17歳」

 

ここで紹介した猫種をみると、平均寿命が10歳を下回っている種類はありませんでした。

 

また、特に長寿猫なのが、

  • ラグドール
  • ヒマラヤン
  • ブリティッシュショート

などの種類になります。

ラグドールについては、

ラグドールの性格を完全分析!子猫の性格だけが違う!?

こちらの記事を読んでみてください。

 

平均寿命はあくまでも目安の寿命ですので、遺伝的な問題を除けば、育てる環境や飼い方で十分長生きさせる事ができます。

長寿猫から学ぶ寿命を延ばすためのコツ

これまでギネス記録を作ってきた猫や、20年間近く生きた猫、20歳以上で今もなお元気な猫はどのような生活を送ってきたのでしょうか?

最後に、長寿猫に共通してあげられる寿命を延ばすためのコツを4つ紹介していきます。

時間に縛られない自由でマイペースな暮らし

長生きをしている猫の多くはすごくマイペースな性格で、まさに僕たちがイメージしている「猫」そのものの生活を送っている子が多いようです。

1日の大半を寝て過ごして、少し走り回り、気が向けば飼い主さんに撫でてもらい、大好きな餌のみを食べる。

 

これぞ猫の生き様!

そもそも猫は犬の様に誰かを思って気遣うことが苦手で、集団で何かをするのではなく、基本は何かをするにしても一人でのんびりと行動します。

それが本来の猫の暮らしぶりなのですから仕方ありません。

 

つまり、長生きをしている猫というのは、「何時に何をして…」と時間で動いているのではなくて、自分がしたいときに何かをする。

そのようなストレスを溜めない自由な暮らしこそが寿命を延ばすコツになっているのです。

ですから、逆に言えば、愛猫に長生きをしてほしい!と思うのなら、猫らしい生き方が出来るよう環境を整えてあげることが大切というわけですね。

食欲旺盛

20歳以上生きた猫というのは、とにかく「食」に関しては貪欲である子が多いです。

子猫、成猫、老猫のように年を重ねて行っても、体は当然衰えていくのですが、食欲については衰えません。

何歳になっても、自分の口から餌を食べようとする意思が強く、例え、飼い主さんの助けを受けながらでも摂ろうとするのですから。

 

「食事」は生き物が生きていく上では、絶対に欠かす事の出来ない「生理的欲求のひとつ」。

人間でも同じことが言えるのですが、口から食べ物を摂ることで、体内のあらゆる器官を動かすことになります。

結果としてそれが、リハビリのような役目を果たし、体の健康を維持することにつながるのだと思います。

 

老化によって食欲がなくなっているのは、どうしても避けられません。

しかし、食欲がなくなったからと言って、食事を摂らなければ生きるためのエネルギーの補給を止めることになるため、体はどんどん衰えていきます。

僕たち飼い主に出来る事は、「いかにして食欲の低下を抑えるか」、これに尽きると思います。

 

愛猫の好みにあったキャットフードを選んであげたり、効率的に栄養が補給できるフードに変えたり、トッピングで食欲をそそってあげたり…

自分なりに工夫を凝らして、何歳になっても「食べることは楽しい!」と思ってもらうのが一番ではないでしょうか。

肥満でも痩せすぎでもない体型

長寿猫は共通して、肥満でも痩せすぎでもなく、その子に合ったベストな体型を維持していることが多いようです。

もちろん、太っているから痩せているから、絶対に長生きができないのでなくて…

あくまでも、全体的に見て、その中間あたりの体型をした猫が多いというわけですね。

 

僕たち飼い主目線で見ると、少しポッチャリ系の猫のほうが愛くるしくて可愛いように思えますが、健康のことを考えると、太りすぎや肥満はよくありません。

どうして猫が可愛いのかの理由を深く追求した記事は、

こちらに書いているので是非読んでみてください。

 

肥満によって、肝臓の病気や心筋症、糖尿病になってしまうリスクが大きくなるためです。

逆に、ガリガリで痩せすぎた体型も、何かしらの病気を抱えている可能性があるので、体には良くありません。

 

つまり、曖昧な言い方ですけど、「肥満でも痩せすぎでもない体型が寿命を延ばすコツ」になります。

体質によっても体型は変わってきますが、大きな要因としてはやはり「生活する環境」なので、飼い主である僕たちが意識してあげれば愛猫の体型維持も難しいことではありません。

 

具体的な猫の理想的な体系というのは、真上から見たときに腰にくびれがあり、お腹周りの脂肪層が薄くて、軽く触ったときに骨が確認できること。

これよりも酷い場合は「肥満」、この条件を満たしていないときは「痩せすぎ」と判断してみてください。

猫の肥満対策については、

こちらの記事も参考にしてください。

信頼できるかかりつけの獣医さんがいる

これは長寿猫たちに共通するコツというわけではありませんが、愛猫の寿命を延ばしてあげるためには絶対に忘れてはいけないポイントです。

万が一、愛猫に異変が起こったとき、近くにある動物病院から探していたら、どうでしょうか?

愛猫は生死の境目なのに、動物病院を探すことから初めていたりしたら、手遅れになってしまう場合もあるかもしれませんよね。

 

それに、初めて訪れる動物病院だとすれば、ほとんどの場合で、猫の情報を知るために「初診票」を記入しなければいけません。

初診票をもとに獣医さんは診断や手術を行っていくので。

つまり、初めから信頼できるかかりつけの獣医さんがいれば、このような手順をしなくて済むため、緊急時でもスムーズな処置が行えるわけです。

もしも今、日ごろから固定の動物病院が決まっていないという人は、早めにかかりつけの獣医さんを見つけるようにしてください。

 

ちなみに僕は、以前愛犬の体に異変が起こったときに、セカンドオピニオンとして訪れた病院の先生がスゴく丁寧な方だったので、怪我や病気などの重い症状のときは、愛猫も愛犬もその先生に診てもらうようにしています。

ワクチンや予防接種などは、近くの動物病院でしてもらっています。

僕のように2つの病院を使い分けるのもいいでしょう。

【まとめ】猫の寿命(ギネス記録など)と長生きのコツについて

ギネス記録にも認定されている世界一長生きをした猫の寿命、半端なかったですね。

もう一度おさらいしておくと…

その寿命なんと「38歳と3日」、人間年齢だと「約170歳」です!

 

一般的な猫の平均寿命が「15.33歳」と言われているので、2倍以上も長生きしたことになります。

そう考えると、いかにこの記録が凄いのか分かりますよね(汗)

では、長生きのコツについてもまとめていきます。

 

今回紹介したのは、

  • 時間に縛られない自由でマイペースな暮らし
  • 食欲旺盛
  • 肥満でも痩せすぎでもない体型
  • 信頼できるかかりつけのお医者さんがいる

この4つのポイントです。

 

愛猫に最後まで寿命を全うしてもらいたいという気持ちは、あなたにも僕にもあるもの。

紹介した4つのことも大事だとは思いますが、愛猫を思いやる気持ち、さりげない心遣い、そして愛情は絶対に忘れてはいけません。

その上で、2人脚でギネス記録を狙ってみてくださいね^^

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